フォーマルイメージ
フォーマルの基本
メンズのフォーマルにも基本ルールがあります。イベントの行われる時間や立場・格式などによってなどでスタイリングが決まってきます。ネクタイ・小物を中心に考えていきましょう。
当社では、略礼装のバリエーションを中心にフォーマル用ネクタイを自社で作成しております。
スーツ
        モーストフォーマルウエアー(正礼装)・・・・・・・モーニング(昼)・タキシード(夜)
        セミフォーマルウエアー   (準礼装)・・・・・・・ディレクターズスーツ(昼)
        インフォーマルウエアー   (略礼装)・・・・・・・ブラックスーツ・ダークスーツ(昼・夜)

スーツのスタイルでフォーマルを分類するとこのようになります。
日本国内の一般的な冠婚葬祭では、ほとんどブラックスーツで対応できるのできるので是非一着はもっておきたいものです。お持ちの方も長い間着ないこともありますので定期的にサイズなどをチェックしておくといざと言うときに安心です。ジャケットはダブル・シングルどちらでも問題はありません。
モーニング
モーニングコート
昼間の正装として用いられる。主賓には欠かすことの出来ない正装 フロックコートが第一礼装であったが、それに代わって普及している。前裾が大きいくカットされた形からカッモーニングターウエーという。モーニング(朝)は日本での呼び方。
黒の膝丈の上着にベスト縞のパンツが基本
ネクタイは慶事には、シルバーグレーやモノトーンのストライプが多いが、アスコットタイ を使用することもある。
弔事には黒無地を用いる。
ネクタイの幅や黒×白の配分等の決まりは特にないが、一般的には、黒ベースのストライプが好まれる。
□主な使用例
結婚式や披露宴の主賓側・入学式や卒業式などの教職員など
タキシード
タキシード
アメリカのニューヨーク州オレンジカントリーにある「タキシード・パーク・クラブ」のユニフォームが由来のディナージャケットスタイル。ウール中心の黒無地服でラペルに拝絹がつき、パンツは上着と共生地で、脇に側章がある。
昼間よりも夕方から夜の正装と考えるのが普通である。 タキシード
コーディネイトのコツは、全体を白と黒でまとめ光沢のある生地のものを使用することである。 靴はエナメル、ネクタイは、黒のチョウタイとカマーバンドが基本である。
チョウタイの形状は、ポインテッド(先の尖ったもの)・スクエアーどちらでも良い


□主な使用例
午後からの結婚式や披露宴の主賓側・夕方から夜にかかる式典やパーティなど
ディレクター
ディレクターズスーツ
昼間の準礼装として用いれる礼服でカッターウェイ着用までの必要性がなくもう少し軽快にという場面には最適である。
モーニングコートほどかしこもまらず、ブラックスーツほどくだけない礼服です。
黒のジャケットにグレーのベストとモーニングコートの用の縞のパンツを組み合わせたもので 最近では、結婚式の仲人が着用しているのをよく見かける。
シャツはレギュラーカラーでもウィングカラーでもよくグレー系のベスト着用が基本。
ネクタイは、ストライプか無地だが、色があってもよい(シルバー・グレー系)また、アスコットタイも可
□主な使用例
午後からの結婚式や披露宴の主賓側、上司 昼間の慶事でブラックスーツよりワンランク上の装いとして着用。
略例
略式礼服
日本で一般的にファーマルといえば、このブラックスーツを指す。
ジャケット・パンツ共に黒が基本スタイルだが、シングル・ダブルやボタンの数などバリエーションも豊富で特に決まりはない。
また、ブラックスーツ以外にもダークスーツ(ネイビーやチャコールグレーなど)でも特に格式の高いものでなければ代用できるが、地域や列席者の年齢層で服装も違うのでダークスーツの場合は事前に確認しておいたほうが良いだろう。
ネクタイは、一般的には白系が多いが最近は真っ白なものはあまり好まれない傾向にあり、シルバー系、グレー系、淡いカラー系(ブルーやピンクなど)やストライプ・小紋柄・ドット・ペーズリーなどの柄の入ったものでも問題ない。また、ダークスーツにはレジメンタルストライプやベーシックな小紋柄を合わせても良い場合もある。 同系色のチーフを胸ポケットに入れるだけでずいぶんおしゃれに見えるので試してみよう。
ブラックネクタイ
略例式ネクタイ
また、アスコットタイ・蝶タイ・クロスタイなどをシルクベストとコーディネイトして着用するとお洒落な着こなしができる。
弔事にはブラックスーツ、ダークスーツにともに白のシャツに黒無地のネクタイをします。
黒無地のネクタイでもサテン無地や地紋入り無地などのバリエーションがあります。

□主な使用例
昼夜関係なく、一般的に行われるほとんどの慶事・弔事列席者に
結婚式や披露宴、各種式典及びパーティ・葬儀・告別式など