グループ

糸の音 参加企業の紹介 西桂織物工業組合の若い仲間(若いと言ってもそれなりですが・・・)が、新製品・素材開発を目指し、会社の枠を越え協力し、基礎的調査・研修・展示会への参加等への活動をしております。
日本繊維新聞に記事が掲載されました。 こちら
〒403-0022
山梨県南都留郡西桂町小沼1696
TEL 0555-25-2406
http://www.mfli.or.jp/nktex.htm
E-Mail nktex@mfi.or.jp
槙田

かさ
山梨県南都留郡西桂町小沼 1717
富士北麓の傘生地の歴史は古く、明治の初めにヨーロッパから持ち込まれ蝙蝠傘の生地を手本に、連綿と続いた海気(甲斐絹)の技術 を駆使し創らた。その後、生地に改良を加え、ピーク時には全国の8割の晴雨兼用地を生産しました。今は、安価な海外商品 が市場を占め、国内生量は大幅に落ち込みましたが、先染めの傘生地の生産としては、全国一の技術とシェアーを誇っおります。
当社は1866年頃、 合成繊維が普及する中、本格的に傘生地の生産を開始しました。現在では、真田耳付けの小幅生地から、パネル柄 の広幅じゃガード生地を織り出す各種織機を持ち、皆様方の多くのご要望にお応えできるものと考えております。
カシミヤ、シルク、麻、綿、和紙糸、オーガニックコットン等、天然素材のそれぞれの風合いにこだわり、ストール、マフラー服地の生産を行って います。昔ながらの繊維を主流に、天然素材の持ち味が最大限に表現できるよう、織こなしの技術を日々研究開発しています。
また、当社では、今まで開発不可能と言われてきたカシミヤシルク、麻シルクの超細糸の開発に成功し、欧米や中国の技術が追随できない 日本のものづくりに対する究極的な、心の細やかさや柔軟性で製品を作り上げています。
糸の持つ美しさや特徴は、織物のハーモニーでありまた、リズムを組織してきます。 そんな素材を生かし、コンタクトしていくのが製品創りの醍醐味であると実感しています。
武藤

ストール
山梨県南都留郡西桂町倉見133
滝口

マフラー
山梨県南都留郡西桂町小沼1776
「ウールにはウールの持つ自然な風合いが一番」をコンセプトにマフラーストールを手がけています。紡績、織布、染色、整理加工の技術をトータルにコーディネイトした商品創りをしています。ウールは、自然の恵みを持って生まれた天然繊維です。
繊維自体が呼吸したり、湿気をうまく調整する機能を持っています。 1960年頃、ナイロン、ポリエステルに続いて、アクリル繊維が羊毛攻略の命として登場し「羊毛よさようなら」の広告が市場で飛び交いました。 それを信じて購入した消費者はその宣伝文句に大きく裏切られ、ウールのすばらしさを再認識させられた歴史があります。ウールの特徴は、冬暖かく、夏涼しい。湿気を吸収し、放湿する。弾力性に富む。燃えにくい。染めやすく、色落ちしにくい。よごれにくい。フェルト状になるなどがあり、「天然繊維の王様」といわれるゆえんです。
当社では、地場産業である先物織物のカセの染色をしています。
今の時代のニーズにこたえるため、短期間で小ロットから天然繊維、化合繊維をとわず染色しています。 染めは、物作りの感動でもあります。作り出したときの喜びは、何物にも変えがたいくらい大きく、達成感と満足を与えてくれます。
染を通じて、ひとりでも多くの人と 物作りの感動を共有出来れば、こんなすばらしいことはないと思います。伝統的な染色技術を守りながら、新しいチャレンジも必要とされます。 色の不思議な世界。また奥深さを持っている染色の世界。
繊維に色が無かったら・・・・・を考えると人の文化は無かったかもしれません。
小野田

染色
山梨県南都留郡西桂町小沼2815
サカタ

紋紙
山梨県南都留郡西桂町倉見279-1
当社では、紋紙を製作しています。紋紙には、紋紙パンチカード、カットペーパーをいわれ短冊状のボール紙にたくさんの穴を開けます。 紋紙にあけられた穴は、織物の紋柄を織り出すためのデータで、ジャガード部分に連動させ、織機と縦糸の上下を制御します。 コンピュータによるジャガード織物デザインシステムで、織物イメージデータ(柄)のスキャナーによる入力を行います。
次に柄の修正と色使いの選択、及び織物組織の入力を行います。織機の命令などに合わせて処理をします。