山崎織物は、産地内外の多様な加工技術を生かし、変化にに富む付加価値の高い商品開発や多様な糸素材を使用し海外や他企業にないオリジナリティを追求し生地の素材開発に力を入れております。
現在商品化されているものには、帝人ファイバー(株)の「モルフォテックス」を一部使用したもの・岐阜の伝統産業である「美濃和紙を利用したもの・富士山麓のこの地に古くから伝わる甲斐絹を復刻したものがあります。
MORPHTEX・・・モルフォテックスとは?
南米のアマゾン川流域に生息するモルフォ蝶の構造発色原理から学び帝人ファイバー(株)のナノテクノロジーによって無染色で光による神秘的な発色を可能にした繊維です。
詳しく知りたい方は、
帝人ファイバー(株)のHPへどうぞ
和紙糸とは?
伝統的な原材料と現在の技術が新しい素材表情を創り出します。
他の繊維の特性が糸に生かされ洗練された表情と風合いが素材に生まれます。
和紙糸はフィラメント(長繊維)です。
□毛羽が無く肌触りは快適です。
□アトピーにも刺激がありません |
吸湿効果によるドライ感
□コットンの6倍の吸湿性
□吸湿効果によりバクテリアを抑えた防臭効果□通気性が良くムレない |
軽さとハリ、コシ感
□糸が軽く製品も軽量化が可能(他の繊維との交 織、交編に最適)
□さらさら感と爽やかなハリ、コシ感 |
保湿性と制電性
□保湿性が高く冬の衣料に使用できる
□制電性により静電気が起きにくい |
強さと耐久性
□強い糸である
□耐久性がある |
生分解性
□土中で生分解する
□焼却処分が可能
□環境にやさしい |
甲斐絹とは?
およそ400年ほど前の先染織物にその源を発し、独特の風合い、光沢、色柄を誇った高級絹織物「甲斐絹」は、
江戸、明治、大正、昭和初期と幾多の時代を経て、高品質な伝統織物としての評価を確立してきました。
また、霊峰富士は古来より人々の信仰も篤く、江戸時代から盛んとなった富士講が諸国に伝播していく際に、
「甲斐絹」が活用されるなど、富士北山麓地域は地域文化に深く根ざした織物産地として名声をはせてきました。
「甲斐絹」の素晴らしさは、細絹糸の先染め平織りによる独特の張りを持つ風合いと光沢にあるといわれております。
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